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近畿生コン関連協議会

KURSレポート

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  1. <2024年 大阪兵庫工組・広域協組 新年互礼会>開催

2024.01.29

<2024年 大阪兵庫工組・広域協組 新年互礼会>開催

多くの関係者でにぎわう大阪兵庫工組・広域協組2024年 新年互礼会の会場。

<阪神・オリックス優勝記念パレード>への寄付目録贈呈と感謝状授与式からスタート

2024年1月9日、ウェスティンホテル大阪(大阪市北区)の大宴会場ローズルームにおいて、生コン関連、材料関連、土木建設関連、行政関連、我々労働組合などが一堂に会し、<大阪兵庫生コンクリート工業組合(以下、大阪兵庫工組)・大阪広域生コンクリート協同組合(以下、広域協組) 2024年 新年互礼会(以下、互礼会)>が、盛大に行われた。

今回は互礼会の前に、昨年、大阪・兵庫を大いに沸かせてくれた<阪神・オリックス優勝記念パレード>実行委員会への、寄付目録贈呈と感謝状授与式が行われた。

会場には大阪府知事の吉村洋文氏、大阪市長の横山英幸氏、兵庫県副知事の片山安孝氏が来場。大阪兵庫工組・広域協組、両組合の理事長を務める木村貴洋氏(以下、木村氏)と共にステージに登壇した。

木村氏からの寄付目録贈呈に対し、吉村氏から感謝状が授与された後、吉村、横山、片山の三氏からは、それぞれ感謝の言葉が述べられた。最後はステージ上で木村氏が感謝状を、吉村氏が目録を手に、横山氏と片山氏の4人で記念写真に納まりセレモニーは終了。公務のため三氏が退場した後は、司会進行の言葉をきっかけに、改めて互礼会が開会された。

2024年 新年互例会は、木村氏の挨拶からはじまった。

昨年末に<再強コンクリート>が大臣認定を取得

木村氏は、まず年明けに起きた令和6年能登半島地震、また羽田空港の航空機事故の被害者の方々に対するお見舞いの言葉を述べ、続いて「たいへん心の痛い年明けとなりましたが、我々はこの互礼会から気持ちも新たにスタートしたいと思います。(中略)昨年は価格改定ということで、登録販売店の皆さまにご協力をいただき、スムーズな価格改定ができたこと、感謝いたします。(中略)昨年10月の改定で、材料等の値上げは分はできていますが、(次は従業員の賃金です。)我々は、2018年の価格改訂を進める中で、賃金は徐々に上げていっており、令和3年にはひとつの基準を示しました。しかし、今年の経済同友会の互礼会では、人件費を7%〜10%の賃上げをするということです。なのでこの件(従業員の賃上げ)に関しては、組合員各社、もう一層の努力が必要かなと思います。(中略)昨年のこの場で<再強コンクリート>を発表しましたが、昨年、12月20日に、めでたく大臣認定をいただきました。これを新社屋の地下構造体に打設する予定です。まだ始まったばかりですが、リサイクル骨材の未来が見えてくるのかなと思っています 。1年間で大臣認定まで漕ぎつけたことに対して、関係者並びに工業組合、協同組合の技術部門には感謝を申し上げます。(中略)新社屋の完成は、2025年4月を目標にしています。先ほど、吉村知事からもありましたが、万博の開催の年です。その後にはIRも続きますし、神戸では三宮の再開発、並びに湾岸線と目白押しです。(出荷については)若干の数字の停滞はありますけど、まだまだ捨てたもんじゃないということを、お知らせしておきます。継続は力なりという言葉がありますが、継続していくことが、これからの我々の繁栄、皆さまの繁栄につながるということです。本日ここには、これから寄り添って、お互いに進んでいこうという方々がご参集いただいておりますので、今年一年、皆さまにとって、幸せな年になりますように祈願しまして、挨拶に返させていただきます」と、挨拶を行った。

その後は、来賓代表として、経済産業省 近畿経済産業局産業部 製造産業課課長の辻敦士氏より挨拶があり、鏡開きとなった。

乾杯の発声は、互礼会ではお馴染みの、和歌山県広域生コンクリート協同組合理事長、和歌山県生コンクリート工業組合理事長、そして全生連近畿地区本部本部長の丸山克也氏だ。参加者全員の運が開けるよう願いを込めて、広域協組の理事長、副理事長らによって、みごと鏡が開かれた後は、歓談タイムがスタート。それぞれが新年の挨拶を交わし、笑顔で語り合った。

挨拶を行う、広域協組理事長の木村貴洋氏。

挨拶を行う、広域協組理事長の木村貴洋氏。

来賓代表で挨拶を行う、経済産業省 近畿経済産業局産業部 製造産業課課長の辻敦士氏。

来賓代表で挨拶を行う、経済産業省 近畿経済産業局産業部 製造産業課課長の辻敦士氏。

広域協組の幹部らと来賓による鏡開き。

広域協組の幹部らと来賓による鏡開き。

乾杯の挨拶を行う、全生連近畿地区本部本部長の丸山克也氏。

乾杯の挨拶を行う、全生連近畿地区本部本部長の丸山克也氏。

今年の広域協組は<内部には厳しく、外部には手厚く>

中締めの挨拶は、広域協組副理事長の地神秀治氏だ。

地神氏は挨拶で、まず正月早々に起こった地震や飛行機の事故で亡くなられた方々、被害に遭われた方々に対し、お悔やみとお見舞いの言葉を述べた後、次のように述べた。

「私は、この互礼会に来られる方々の雰囲気が、毎年良くなってきて、うれしいく思っております。さて、今年に関しましては、価格の改定等はございませんが、広域協組としては、まず従業員の給与をもう一度見直します。もちろん、既にしっかりと給与を上げていただいているところもありますが、まだのところもありますので、そこを再度チェックして、まず給与を見直すこと。そしてもうひとつは、協組内の内部統制をしっかりやっていきたい。これも私の役目だと思いますので、ゴタゴタが発生しないようにしたい。そして外部のお取引先様に関しては、どうすれば喜んでいただけるのかを再度見直します。そして2025年4月には、我々の新しい城(新社屋)ができますので、そこですごく良い形でスタートできるように、もう一度、内部統制と、外部とのお付き合いの仕方をよく考えて、喜んでいただけるように変えていきたい。内部には厳しく、外部には手厚く。これから大阪は、万博もIRもありますので、それに合わせて、大阪や関西の経済が発展できるように、我々は、自力のある経済団体をつくっていきたいと思いますので、ご協力、よろしくお願いいたします」と述べ、恒例の一本締めで2024年互礼会を締めくくった。

中締めの挨拶を行う、広域協組副理事長の地神秀治氏。

中締めの挨拶を行う、広域協組副理事長の地神秀治氏。

理事長、副理事長が挨拶のなかで<従業員給与を見直し>に言及

今回の互礼会では、我々、労働組合にとって、とても大きな収穫があった。木村理事長、地神副理事長がそれぞれの挨拶のなかで、<従業員給与の見直し>に言及したことだ。我々、KURS(近畿生コン関連協議会)・KLWS(関西労供労組協議会)は、これまでの春闘で経済要求を行うなかにおいて、従業員の給与については、なかなか色よい回答を得られていなかった。しかし今回の2024年春闘では、大いに期待が持てるのではないだろうか。

2024年、我々、生コンワーカーも、万博、IR等をはじめ近畿地域の発展のために、高品質な生コンクリートの安定供給を通して、より一層、気持ちを引き締めて貢献していきたい。

広域協組の幹部と挨拶を交わす、KURS幹部たち。

広域協組の幹部と挨拶を交わす、KURS幹部たち。

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