トピック
KURS/結からのお知らせ
KURS/結からのお知らせ
2024.12.20
さきの12月16日、関西レディーミクスト労働組合(城野・北野・堀)の3名が、藤原生コン運送をはじめ、特定の生コン工場を訪問し、本トピックに掲載する書面を手渡していることが明らかになった。
この書面に記載されている内容に対し、協議会(KURS/KLWS)は到底看過出来ない内容であることから、以下の態度表明が公表された。
2024年12月20日
各 位
近畿生コン関連協議会(KURS)
議 長 寺岡 正幸
関西労供労組協議会(KLWS)
議 長 松居 順一郎
前略
本年12月16日、関西レディー労働組合(城野・北野・堀)の3名が藤原生コン運送を訪問・面会し、別紙書面を手渡しました。また「城野」が他の生コン工場にも訪問し書面を手渡していることが明らかになっています。本書面に記載されている内容に対し、近畿生コン関連協議会(KURS)及び関西労供労組協議会(KLWS)の二つの協議会は、本書面の記載内容は到底看過出来ない内容であることから、以下の通り態度表明を致します。
記
労働者の賃金・労働条件が建交労とオーナー会によって、2017年春闘で「約束」されていた条件に対し、不当に引き下げられたという誤った内容が記載されており、 労働者の不安を掻き立てる内容となっている。
新たな労働組合(関西レディー労組・関生支部OB)に結集することを呼びかけ、近畿生コン関連協議会および関西労供労組協議会の弱体化を画策し、新たに構築した労働側と経営側の関係を否定する内容となっており、到底受け入れられない。
大阪広域生コンクリート協同組合の組合員各社が組合運営の根幹でもあるシェア運営に不公平感があると断言しており、協同組合を分裂させようと明確に意図している。
大阪広域生コンクリート協同組合の組合員会社に年末までに脱退するよう唆しており、新たに設立する事業組合への参加を促す内容になっている。これは現在の安定した労使関係および生コンクリート業界に従事する労働者の経済状況を根底から揺るがすものであり、労働者の生存権を脅かすものである。
以上の通り、この10年間幾多の困難を乗り越えて積み上げられてきた大阪広域生コン協組の事業運営を混乱に陥れるだけでなく、過去に関生支部が大阪広域生コン協組加盟会社に対して行ってきた、所謂労働組合でいうところの『支配介入』を再度実現しようとする企てであり、私たち二つの協議会と西日本建設関連オーナー会との集団的労使関係まで否定しているのです。更に新たに労働組合の結成を呼びかけていること自体、協議会がこの6年間積み上げてきた集団的労使関係を崩すことが目的であると考えられます。
以上のことから、私たち二つの協議会は、関西レディー労組・関生支部OBを中心としている『有志連合会』なるものの主張は全く受け入れられず、完全に異質な存在であると表明します。
よって、私たち二つの協議会は、関係先各位に私たちの態度表明に賛同していただくことを強く呼びかけるものです。
以 上