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KURS/結からのお知らせ
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2023.12.08
2023年11月22日<大阪地方裁判所>(以下、大阪地裁)は、<全日本建設運輸連帯労働組合>(以下、連帯労組)関西地区生コン支部(関生支部)が、<大阪広域生コンクリート協同組合>(以下、広域協組)と4名の役員等に対して訴えていた<損害賠償請求及び差止請求>について、<連帯労組>の訴えをすべて棄却した。
今回の裁判は、2017年12月12日に連帯労組が行った<ストライキ>と称する行為に対し、広域協組がとった4つの対応策に対して、損害賠償等を求めて訴えていたものだ。
大阪地裁の判断は明確だ。連帯労組の訴えに対し、2つの面から評価を行い判決を下した。
その判決文では、連帯労組が行った<ストライキ>と称する行為の目的について、「真の目的は<年間5億円にものぼる環境整備費>の支払停止に対して報復し、(広域協組の)加盟社に対して圧力をかけて環境整備費の支払いを再開させる目的であったことがうかがわれる」とし、またその態様(物事のありさま・ようす)については、「争議行為に名を借りた業務妨害にほかならず違法」であると判断し、請求をすべて棄却した。
詳しくは、号外ニュースおよび判決文のそれぞれのPDFをご覧いただきたい。