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近畿生コン関連協議会

KURSレポート

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  1. 2023年10月22日、『大阪広域ファミリーフェスティバル2023』開催!

2023.10.31

2023年10月22日、『大阪広域ファミリーフェスティバル2023』開催!

秋の1日、家族と一緒に遊んで!食べて!協組を知る!ファミリーフェス

コロナ禍も落ち着いた秋の休日、2023年10月22日に、インテックス大阪5号館(大阪市住之江区)において、主催:大阪広域生コンクリート協同組合(以下、広域協組)/共催:一般社団法人西日本建設関連オーナー会(以下、オーナー会)/協力:FM 大阪・産経新聞社/協賛:Osaka BMWの、<大阪広域ファミリーフェスティバル2023(以下、ファミリーフェス)>が開催。多くの組合員企業の社員やそのご家族が参加し、メインステージでのイベントはもちろん、飲食ブース、縁日ブース、キッズスペースなどで大いに賑わった。

このイベントは、広域協組に加盟する組合員企業の従業員とそのご家族などを対象とした、福利厚生の一環として行われている。

午前10時30分、力強い音楽やレーザー照明と共に、メインステージ両サイドの大画面プロジェクターでオープニング動画がスタート。近畿地域生コン業界の歴史を振り返りながら、現在、そして広域協組の近未来である建設中の会館のCGまでをつづるオープニング動画に続き、当日、進行を務めるFM大阪のパーソナリティ、珠久美穂子と遠藤淳の2人が中央のメインステージに登場。広域協組理事長の木村貴洋氏をステージに呼び込んで、ファミリーフェスがスタートした。

【メインステージ プログラム】
10:30 開会セレモニー ~ オープニング
11:15 ひろがるスカイ!プリキュア ショー
12:05 マグロ解体ショー
12:45 BigBig抽選会(チビッコの部)
13:20 原口あきまさモノマネステージ
14:00 仮面ライダー ガッチャード ショー
14:50 先端技術研究開発プレゼンテーション
15:15 円広志Talk&ミニライブ(30')
15:45 BigBig抽選会(大人の部)
16:45 クロージング

<円広志><原口あきまさ>ら人気タレントの舞台やキャラクターショーも

メインステージでは、明石家さんまのものまねなどで知られる、ものまねタレント<原口あきまさ>のモノマネステージや、関西では子供からシニアまで、幅広い層から人気の高い<円広志>によるトーク&ミニライブから、みんな大好き<マグロの解体ショー>まで、誰もが見たくなるプログラムがぞくぞく。特にお子様に大人気の<ひろがるスカイ!プリキュア ショー>や<仮面ライダー ガッチャード ショー>などでは、ステージ前に設けられたキッズ用特別席で、歌ったり踊ったり、ポーズを取ったり。大好きなキャラクターと一緒になって楽しむ我が子の姿を見守る、お父さんお母さんの笑顔が印象に残った。

<原口あきまさ>の舞台は、お馴染み明石家さんまのモノマネから、モノマネ絵本朗読、F1の音マネまで、子供たちを巻き込んで、たっぷり楽しませてくれた。

<原口あきまさ>の舞台は、お馴染み明石家さんまのものまねから、ものまね絵本朗読、F1の音まねまで、子供たちを巻き込んで、たっぷり楽しませてくれた。

<ハートスランプ二人ぼっち(探偵ナイトスクープのテーマ)>を歌いながら登場した<円広志>。軽妙なトークで、つかみはバッチリ。

<ハートスランプ二人ぼっち(探偵ナイトスクープのテーマ)>を歌いながら登場した<円広志>。軽妙なトークで、つかみはバッチリ。

ご存じの持ち歌<夢想花>を歌うシーン、♪~飛んで飛んで飛んで、回って回って回る~のところで、手を上げてポーズをとる参加者(写真下)。

ご存じの持ち歌<夢想花>を歌うシーン、♪~飛んで飛んで飛んで、回って回って回って回る~のところで、手を上げてポーズを取る参加者(写真下)。

キャラクターショーで、立ち上がりポーズを取ってはしゃぐ子供たち(写真上)。 ショーが終わった後は、写真撮影コーナーに長蛇の列が(写真下)。

キャラクターショーで、立ち上がりポーズを取ってはしゃぐ子供たち(写真上)。ショーが終わった後は、写真撮影コーナーに長蛇の列が(写真下)。

前・大阪市長の<松井一郎氏>もサプライズゲストとして挨拶。

前・大阪市長の<松井一郎氏>もサプライズゲストとして挨拶。

食欲の秋を満たしてくれる、絶品フードメニューの数々

そして秋と言えば、食欲の秋。そこで会場の奥には、マグロの刺身やお寿司、焼き肉丼、ステーキ丼、エビマヨ、エビチリ、ぽっかけうどんに焼きそば、から揚げなど、テイクアウトフードを販売するブースやキッチンカーによる飲食コーナーが設けられた。もちろん、どれもお手軽価格だが、参加者には入場時に1人1,200円分の食事券+ドリンク引換券が全員に配られ、それを使って楽しめるとあって、人気のメニューの前には、開会早々から多くの人が並ぶなど、どれも大好評。特にステージで解体された大間マグロのお寿司には、解体ショー終了後からすごい人だかりが。用意していたシャリがなくなるほどの人気を博した。

天然大間の<マグロの解体ショー>には、大人も子供も目が釘付けに。

天然大間の<マグロの解体ショー>には、大人も子供も目が釘付けに。

キッチンカーエリア(写真上) 縁日エリアとキッズスペース(写真下)

キッチンカーエリア(写真上)や縁日エリアとキッズスペース(写真下)など、場内では幅広い世代が楽しめる。

広域協組の実力や、取り組んでいる最新技術などを紹介

今回のファミリーフェスは先に述べたように、社員の皆さん、そしてご家族の皆さんに楽しんでいただくことが第一の目的だが、実はもうひとつ目的がある。それは皆さんに、広域協組が何をしているか、そして今後、何をしようとしているかを知ってもらうことだ。

広域協組は、規模的にも生コンの単価的でも日本一を誇るが、すごさはそれだけではない。木村貴洋理事長が「日本のコンクリート技術は世界最高水準」と語る、その知見や技術力、経済力を活かして開発した<再強コンクリート>や、2025年4月に完成する<(仮称)大阪広域協組先端技術研究開発プロジェクト>の舞台となる施設のこと、さらに地方公共団体との防災協定締結による地域貢献で、未来につながり、暮らしを支える取り組みについて理解していただくことだ。

そこでファミリーフェスでも、プログラムの中で最先端の取り組みについて、2回に分けてわかりやすく説明。どちらもエンタメプログラムではないものの、社員の皆さんやご家族の皆さんのも真剣な表情で、熱心に聞き入っていたのが印象的だ。

ご家族の皆さんにも、お父さんお母さんの勤める会社が所属する広域協組の実力を、そして生コンの仕事が、最先端の取り組みの一翼を担う<誇らしい仕事>であることを実感してもらえたのではないだろうか。

広域協組の実力や先進性、技術力の高さ、また地方公共団体との防災協定締結による社会貢献活動について語る、理事長の木村貴洋氏。

広域協組の実力や先進性、技術力の高さ、また地方公共団体との防災協定締結による社会貢献活動について語る、理事長の木村貴洋氏。

 <(仮称)大阪広域協組先端技術研究開発プロジェクト>の舞台となる、広域協組の施設について説明を行う、(株)梓設計関西支社設計部(大阪市北区、本社:東京都大田区)の今枝龍哉氏。

<(仮称)大阪広域協組先端技術研究開発プロジェクト>の舞台となる、広域協組の施設について説明を行う、(株)梓設計関西支社設計部(大阪市北区、本社:東京都大田区)の今枝龍哉氏。
※同プロジェクトについて詳しい情報は、下記アドレスまで。
https://www.yui-web.jp/articles/groundbreaking-ceremony-celebration.html
https://innovation-center.osaka-kouiki.or.jp/

◎広域協組が開発した<再強コンクリート>とは

広域協組 技術部部長の船尾孝好氏が行った<再強コンクリート>の説明がわかりやすかったので、以下に抜粋しておく。

「<カーボンニュートラル社会の実現>とは、我々が暮らしていく中で燃料を燃やしたり、発電したりすると、CO2(二酸化炭素)が発生してしまう。これは温室効果ガスとも呼ばれ、地球温暖化の原因で、そのCO2の発生をできるだけ減らし、どうしても出る分は何かに固定(吸収)させ、出す量と固定する量の収支をゼロにしよう、という取り組みです。そのひとつとして我々が取り組んでいるのが<再強コンクリート>です。

再強コンクリートと聞くと、最も強いという意味の<最強>をイメージされると思いますが、実は再び強いと書いて<再強コンクリート>と読みます。再びというのは<再生骨材>の<再>。つまりビルや橋、道路などで使ったコンクリートを再生した再生骨材というものがあって、これは道路のアスファルトの下に敷く路盤材として使ってきました。ところが、道路整備が一通り終わっている現在、この再生骨材の行き場がない。そこで我々は、この再生骨材を生コンの材料のひとつとして、新たな建物の建設に使ってもらおうと考えたのです。

そして我々は、これをつくるだけではなく、普及させるという使命も担っていますので、この会場の北隣に建てている<(仮称)大阪広域協組先端技術研究開発プロジェクト>の躯体等の建設に約1,000㎥使う予定です。

今後は、この再生骨材に使っている技術を砂にも流用したり、再生骨材へのCO2の固定化を可能にすることで、カーボンニュートラルの実現に寄与したい。さらに新しい施設には、全国の工組・協組の建物としては初めて、建物内に<実機練りプラント>をつくるので、さまざまな新材料などを実機練りで実証していきたい。技術開発には知識・人材・予算という3つの要素が必要ですが、広域協組にはこの3つが充分にあり、これらの技術開発もやっていけると考えています」。船尾氏の説明によって、我々の業界が、SDGs(持続可能な開発目標)のテーマについて、どれだけ前向きに、的確に、そしてスピーディに対応しているかを理解することができた。

再生骨材を使って従来の10倍の強度を実現した<再強コンクリート>について、説明を行う広域協組 技術部部長の船尾孝好氏。

再生骨材を使って従来の10倍の強度を実現した<再強コンクリート>について、説明を行う広域協組 技術部部長の船尾孝好氏。

<再強コンクリート>の説明ブースにも、かわいいお客様が。

<再強コンクリート>の説明ブースにも、かわいいお客様が。

1等賞は<100万円分の旅行券>。みんなが楽しめる<BigBig抽選会>

さて、ファミリーフェスと言えば、皆さんお待ちかねの<BigBig抽選会>。今回はチビッコの部、大人の部とあり、注目の賞品は、チビッコの部の1等賞が最新のスマホ<iPhone15>、また大人の部の1等賞が<100万円分の旅行券>ということで、番号の読み上げが進むに連れて、会場中央部のテーブル席で歓談していた参加者も、当選番号が書いてある入場チケットの半券を握りしめて、どんどんステージ近くに詰めかけていた。

各賞に当選した参加者は、それぞれ満面の笑顔で賞品を受け取り、今回の目玉、<100万円分の旅行券>を当てた方には、ゲストプレゼンターの円広志が賞品を授与。大きな盛り上がりのうちにイベントは終了した。

子供の部にも、豪華な賞品がはっぱい(写真上)。 大人の部1等賞<100万円分の旅行券>当選者には、ゲストプレゼンターの円広志より賞品が手渡された(写真下)。

子供の部にも、豪華な賞品がいっぱい(写真上)。大人の部1等賞<100万円分の旅行券>当選者には、ゲストプレゼンターの円広志より賞品が手渡された(写真下)。

「皆さんが楽しめたら、これ以上うれしいことはありません」と菅生副理事長

最後は、広域協組の菅生行男副理事長(オーナー会会長)が登壇し、「皆さん、今日は楽しんでいただけましたか?皆さんが楽しんでいただけたら、我々、執行部はこれ以上うれしいことはありません。ほんとうに感謝です。

広域協組は、2015年の大同団結から8年。いろんな苦労もありましたが、今では日本一の協同組合になりました。これも皆さまのご協力の賜物と、感謝しております。我々はこの協同組合が益々発展し、いつまでも栄えてくれることを、願っております。最後になりましたが、今日、ご来場の皆さまと、ご協力をいただきました皆さまのご健勝をお祈りして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました」と、日ごろの協力に対し、感謝とねぎらいの言葉を述べ、<大阪広域ファミリーフェスティバル2023>の、長い1日が終わった。

今回のイベントに参加することで、社員の皆さんには、都市の未来や人々の暮らしに直結する生コンの仕事に対して、改めて誇りに思えたことだろう。ご家族の皆さんには、生コン業界、広域協組に対する安心や自信を。そして子供たちは、このファミリーフェスに参加したことが、楽しい思い出のひとつとして、きっと記憶に残るに違いない。参加者はそれぞれ満足そうな笑顔を見せながら、家路へと向かった。

生コンワーカーとして、これからも続けていただきたい福利厚生イベントだ。

感謝とねぎらいの言葉でファミリーフェスを締めくくる、広域協組副理事長の菅生行男氏。

感謝とねぎらいの言葉でファミリーフェスを締めくくる、広域協組 副理事長の菅生行男氏。

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