KURSレポート
KURSや仲間の活動情報をタイムリーに。
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2024.12.23
2024年12月8日(日)、今回で4回目となる<大阪広域ファミリーフェスティバル2024>が、大阪南港のATCホール(A・B・D・Eホール)で開催された。
このイベントは、大阪広域生コンクリート協同組合(以下、広域協組)が主催、一般社団法人西日本建設関連オーナー会(以下、オーナー会)が共催、FM大阪等の協力を得て開催している、年に一度の福利厚生イベントだ。
広域協組に加盟する生コンプラントで、日頃頑張っていただいている従業員の皆さんや、その皆さんを日頃から支えてくださっているご家族、ご両親等を対象としている。
今回は、はじめてATCホールのA・B・D・Eホールを貸し切り、イベントステージと広い客席が設けられた<メインエリア>、子供たちが目を輝かす縁日コーナーやふわふわ遊具、FM大阪SDDチャリティブース等で構成された<キッズエリア>、皆さんお楽しみのキッチンカーや飲食ブースがズラリと並ぶ<グルメエリア>を設置。外では冷たい風が吹いているにも関わらず、会場内では、会社(生コンプラント)の仲間と参加した人、奥様やお子様、ご両親と共に三世代で来られた人など、オープニング前から大勢の参加者で溢れ、熱気に包まれていた。
参加者は、入口で貰えるフードチケットとドリンクチケットを使って、グルメエリアの11店舗で人気のフードやスイーツ、ドリンクが楽しめる。お気に入りのフードやドリンクと交換したら、あとはメインエリアのステージプログラムやキッズエリアなどを、それぞれ自由に楽しむのみ。すでに縁日コーナーには子供たちが釘付け状態。大人は人気のキッチンカーの前で長蛇の列をつくっている。
定刻になりステージプログラムが始まった。司会進行は、お馴染みFM大阪の遠藤淳DJと珠久美穂子DJの二人。そして二人に促されてステージに現れたのは、開会の挨拶を行う広域協組の木村貴洋理事長だ。
ここで参加者の誰もが肩透かしをくらった。これまでなら、ここで社会情勢や業界動向などを含めた若干長い(失礼)挨拶となるのだが今回は違った。
「皆さんおはようございます!一年間の感謝を込めて、皆さんに今日一日を楽しんでいただく<ファミリーフェスティバル>を開催いたします。準備は良いですか?」の言葉の後、木村氏は間髪入れず右手の拳を勢いよく振り上げて「Let's go!」の一言。そして誰もがこれから挨拶の本番が始まると思った瞬間、理事長は客席に背を向けて舞台の袖へ。オープニングでの理事長の挨拶が「Let's go!」の一言という、前代未聞の出来事だ。一瞬、司会の二人も参加者も呆気に取られていたが、会場では空気を読んだ参加者から、すぐに拍手と歓声が沸き起こった。DJの二人も「良い挨拶ですね〜『Let's go!』光の速さだったので、まだ若干ついて来れていない人もおられますが、拍手が沸き起こりました」と突っ込みつつ、オープニングを飾る和太鼓演奏<木村優一と太鼓楽団 「大地の会」>の迫力ある演奏につないだ。一瞬の出来事だったが、実はこの挨拶こそが今回のイベントのすべてを象徴していたのだ。
つまり、下記のステージプログラムをご覧いただきたいのだが、今回は長い挨拶や広域協組の活動報告、プレゼンテーションなどは行わず、この一日、とにかく来場者に<心ゆくまで楽しんでいただく>ことに特化した内容となっていたのだ。参加者の気持ちに配慮した、素晴らしい決断と言えるのではないだろうか。
【ステージプログラム】
11:00〜オープニング
11:30〜抽選会(キッズの部)
12:30〜相川七瀬スペシャルステージ&FM大阪公開収録
13:40〜和太鼓演奏 木村優一&太鼓楽団「大地の会」
14:10〜抽選会(大人の部)
15:00〜クロージング
オープニングの後は、良い子のお楽しみ、豪華景品の当たる抽選会<キッズの部>だ。任天堂スイッチ、アップルウォッチなど、大人も欲しがる豪華景品を目当てにステージの前には子供たちが押し寄せる。
子供たち(ご両親も)は抽選のスイッチが押されるたびに声を上げ、大画面モニターに映される当選番号を凝視して一喜一憂。司会の二人やアシスタントの<バルーンアートゆっきー>とのコミカルなやりとりに、当たった人も当たらなかった人も、楽しいひとときを過ごすことができた。
そして抽選会<キッズの部>の後は、お待ちかね!生コンワーカーにもファンの多い<相川七瀬スペシャルステージ>のスタートだ。
1995年に『夢見る少女じゃいられない』でデビューし、現在も精力的に音楽活動を続ける一方、2001年、一般男性と結婚後は妻として、二男一女の母としての仕事をしながらも詩人、カラーセラピスト、絵本作家と、幅広い方面で活躍。また2020年からは国学院大学進学卒業・大学院進学など、文化的な活動でも知られる。男性ファンだけでなく同年代の女性ファンも多い。残念ながら、大人の事情によりアップの画像や動画は掲載できないが、49歳とは思えないパワフルなパフォーマンスと色褪せない魅力で、キレのあるステージを魅せてくれた。ライブ終了後の<FM大阪公開収録>でも、音楽活動から文化活動、プライベート、生きざままで、普段は聞けないスペシャルトークを聞かせてくれた。来春の放送が楽しみだ。
その後は、オープニングで景気をつけてくれた<木村優一&太鼓楽団「大地の会」>による和太鼓演奏だ。
木村優一は1995年、高校在学中に阪神・淡路大震災で自らも被災するも、被災地での激励演奏を機に太鼓演奏に目覚め、卒業後はプロを目指して時勝矢一路氏のヨーロッパツアー約180公演に参加。翌年には和太鼓演奏の第一人者である林英哲氏に師事して演奏技術を磨き、2011年にソリストとしてプロデビュー。2013年には太鼓演奏に特化した『太鼓楽団大地の会』を結成し、国内外での演奏活動や楽曲制作、ワークショップなどが高い評価を得ている。特に打ち込みを得意とし、今回も「歌うように打ち奏でる太鼓」と評される高い演奏技術で、参加者の心に響く、迫力のステージを務めてくれた。
和太鼓演奏の後は、今年、広域協組に新設された企画委員会の委員長を務める井上淳氏から、今回の開催に協力をしていただいたFM大阪、JTB、そして当日の会場スタッフに対するお礼と挨拶があり、最後のプログラムを残すのみとなった。
プログラムの最後は、いよいよこのフェスティバルのメインイベント、なんと言っても皆がいちばん楽しみにしている抽選会<大人の部>だ。なんと今回は、キッズの部・大人の部あわせて総額500万円相当の豪華景品が当たる。しかも1等沖縄旅行、2等北海道旅行、3等温泉旅行などの豪華景品はもちろん、それ以外の賞でも、例えば11等のマックカード5,000円分が40本も用意されるなど、トータルで100名の参加者に景品が用意されているのだ。こんなところにも、できるだけ多くの人に喜んでもらいたいという思いが、強く感じられる。
大人も子供もステージ前に集まって、またまたモニター画面と、自分の番号を見比べての一喜一憂がはじまる。さすがに会場のこの熱気をお伝えするのは難しいため、当日の模様は下のムービーをご覧いただきたい。
大きな盛り上がりのうちに抽選会<大人の部>が終わり、これまでとは一味違った、心ゆくまで楽しんでいただくことに特化した<大阪広域ファミリーフェスティバル2024>、すべてのプログラムが終了した。
抽選会で当たった方も、当たらなかった方も、普段はご苦労をおかけしているご家族やご両親と、また職場で共に頑張る仲間たちと、一日たっぷりと楽しんでいただけたに違いない。
来年はこの南港の地に、我々の城、広域会館(仮称)が誕生する。さらにレベルアップした来年の<大阪広域ファミリーフェスティバル2025>を楽しみに、また一年間頑張っていただきたい。