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KURSレポート

KURSや仲間の活動情報をタイムリーに。

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  1. 特別号「〈ファミリーフェス2018〉レポート」その1

2018.10.05

特別号「〈ファミリーフェス2018〉レポート」その1

関西生コン業界初の労使共催福利厚生イベント〈ファミリーフェス2018〉が開催されました。

笑顔と絆の7時間

3,020名の参加で、業界の新たな門出を共に祝福。

「皆さん、我々の生コン業界から、連帯労組という霞が消えました!今日は楽しんでください!」一般社団法人西日本建設関連オーナー会木村貴洋顧問の、明るく力強い挨拶をスタートに、2018年9月9日(日)、インテックス大阪4号館において、一般社団法人西日本建設関連オーナー会と、KURS(コース=近畿生コン関連協議会)が主催、大阪広域生コンクリート協同組合とFM OH!が協力する、労使共催福利厚生イベント「ファミリーフェス2018」が開催された。

このイベントは、ふだん生コン関連業界で働く労働者の皆さんや、そのご家族に対する福利厚生と、またこれまで混迷を続けてきた関西生コン業界に新風を入れ、業界の再編やイメージアップにつなげることを目的にしている。

参加者は3,020名、関西生コン業界最大規模の福利厚生イベントとなった。しかも経営者側と労働者側の共催で開催できたことは、歴史的快挙だ。会場スタッフも、我々の仲間の代表が行なっている。

10時30分に開場するや否や、大勢のファミリーが会場を訪れ、抽選会の受付や屋台に行列、縁日には人だかりが出来た。

開会宣言の後のステージは、FM OH!人気DJの小早川秀樹さん、テレビでも活躍する、タレントの赤松悠実さんの二人が司会進行。テンポの良いお喋りと、楽しい掛け合いで会場を盛り上げてくれた。

木村顧問「開会のごあいさつ(概要)」

一に回復、二に信頼、三に協調。

おはようございます。テレビのニュース、YouTubeでおなじみの木村でございます(笑)。本日は大阪の生コン業界が主催するファミリーフェスということで、ご来場誠にありがとうございます。我々の業界は、まず一番に回復、二番に信頼、三番に協調、こういう道を歩んでまいりました。一番目の業界の回復は順調に進みました。二番目に信頼、社会からの信頼もきちんと得られました。三番目の協調でございますが、我々の業界には長らく霞がございました。連帯労組という霞が。そこの委員長が先日逮捕されて、この霞がなくなりました。本日は業界全体が協調への第一歩でございます。大勢の皆様が、今まで悩まされ続けた霞が消えた、という日でございます。

9月9日、本日はきちっとした企画の上で、このフェスが開催されています。皆さん、今日は、これから業界の協調が大きく羽ばたく第一歩でございます。またこのフェスは、大阪・兵庫の生コン経営者の気持ちでございます。従業員の皆様、本日は十分お楽しみいただいて、また家族の方々は、我々の業界がきちんとした信頼を得て、協調へ進むと確信をした記念すべき日ですので、これから皆様のご主人様、お父様・お母様がこの業界で働く姿を応援していただきたい。(また今日は我々が)これからも発展していくという記念の日でございます。霞が晴れたということを、もう一度皆さまに熟知していただいて、我々の業界から連帯労組は排除する。今、ここにおいでの皆さんとこれから10年20年と業界が発展することを望んで挨拶にかえます。本日はフェスでございます。皆さま楽しんでください。ありがとうございました。

一般社団法人 西日本建設関連オーナー会 顧問 木村貴洋氏

縁日と屋台

人気のB級グルメに行列、懐かしい縁日にも人だかりが。

今回のイベントは、とにかく屋台の質が高かった。

屋台と言えば、たこ焼きや焼き鳥などが定番だが、会場には今人気のB級グルメ、富士宮やきそばや仙台牛たん串、松坂牛コロッケ、宮崎肉巻きおにぎり、長崎角煮バーガーなどの屋台が並ぶ。しかも福利厚生イベントのため、200円のアルコールドリンク(これも全額寄付)以外のフードはすべて無料だ。

たくさんの人気メニューを前に、子供だけでなく大人も興味津々。品切れまで行列が途絶えなかった。

また縁日のコーナーでは、スマートボールやヨーヨー釣り、射的、輪投げなどの懐かしい遊びがずらり。目の色を変えてはしゃぐ子供たちを見守る、お父さんお母さんの優しい笑顔が印象的だった。

チャリティーへのご協力ありがとうございました!

ふだんミキサー車で公道を走る私たちには、飲酒運転の撲滅や交通遺児の支援は当然の義務。そこで、FM OH!が推進する飲酒運転防止プロジェクト〈SDD〉に協賛している大阪広域生コンクリート協同組合の呼びかけにより、本イベントでもチャリティー企画を実施。唯一、有料提供されたアルコール類の売上426,738円と、会場に設置した募金箱の108,541円の合計、535,279円を、交通遺児基金に寄付させていただいた。

皆で一緒に記録を達成した、ギネス・ワールド・レコード!

今回のイベントには、関西の生コン業界が、これまで業界を混乱させてきた連帯労組を排除し、生まれ変わる記念の意味も含まれている。2019年は平成が終わり、新時代が幕開ける節目の年。そこで、日本も業界も、来たるべき時代が平和な時代になるよう、平和のシンボルである「鳩のハンドジェスチャー」で、ギネス世界記録に挑戦した。

一言に、鳩のハンドジェスチャーといっても簡単ではない。

600人以上が指定された場所で、両手を使って鳩の形を作り、2分間そのままの姿勢を保つ必要がある。しかも手は見える位置で、指は広げてはいけないなど、細かい規定があり、それを認定員が監視している。小さな子供もいるため、意外と難しい。

ステージには、テレビでお馴染みのギネス公式認定員、マクラミン舞さんが登場。木村顧問も、人数を集めるためにステージ上で呼びかけを行い、ようやくチャレンジスタート。

どの参加者も、わずか2分間をこんなに長く感じたことはなかっただろう。認定員の協議の結果、みごと657人で、ギネスワールドレコードを樹立。参加者の力を合わせることで、ただ楽しい美味しいでなく、この業界刷新の記念すべき節目のときに、皆で平和のメッセージを発信することができたことは、たいへん素晴らしいことではないだろうか。チャレンジしていただいた皆さんに心から感謝したい。

ギネスビールゆかりの世界記録認定機関、ギネス・ワールド・レコーズ。

今回の記録達成を認定していただいた、ギネス世界記録は、アイルランドにあるギネスビール醸造所の、取締役が言った「世界一速く飛ぶ鳥は?」の一言がルーツと言われている。日本では、世界一の記録を集め掲載した本〈ギネスブック〉で知られるが、出版元の変遷によって、現在は〈ギネス・ワールド・レコーズ〉の名称となっている。さすが本家というか…、書籍自体も「イギリスの公立図書館で一番盗まれる本」などの記録を持っているという。

日本ではギネスワールドレコーズジャパンが記録認定を行っている。

URL http://www.guinnessworldrecords.jp/

ヒーローからモノマネ王まで、ステージ狭しと大賑わい!

今回のイベントのお楽しみのひとつ、ショータイムは、女の子たちお待ちかねの〈HUGっと!プリキュア〉ショーと、世代を越えた男の子の憧れ〈仮面ライダービルド〉ショー。そしてメインイベント、ジャパネットたかた前社長の物まねで人気の〈ビューティーこくぶ〉ショーだ。〈ビューティーこくぶ〉さんは、十八番のカールスモーキー石井の物まねから、ペ・ヨンジュン、小林幸子(笑)、氷川きよしまで幅広いレパートリーで開場を盛り上げ、後半はステージから降りて、客席で握手や記念撮影まで大サービス!大人から子供まで大喜びでショーを終えた。

豪華!抽選会

お楽しみ、3つの抽選会では豪華景品を前に悲喜こもごも。

イベントの中盤、後半では、開場したときから皆さんが楽しみにしていた抽選会で大盛り上がり!ファミリーフェスの名前にふさわしく、こども抽選会、女性だけの抽選会、FM OH!プレゼンツ抽選会など盛りだくさん。主催者側からは日頃のご家族への感謝の気持ちを込めて、豪華なプレゼントが発表された。景品が紹介されると、ニコニコしていた皆さんの顔も、番号が書かれた半券に釘付け。歓声とため息のなかで、ドキドキわくわくの時間を過ごしていただいた。

景品はFM OH!からは、ホテルでのランチブッフェ、ハイレゾイヤホン、甲子園の野球観戦チケットなど豪華景品が提供された。また子供さんには任天堂スイッチ、TDL1日フリーパス、USJスタジオパスなど、また女性だけの抽選会には、エアウィーヴ高反発マットレス、ダイソンロボット掃除機、グーグルホームなど、自分では買わないけど、貰えるならぜひ欲しい厳選商品から好きなものを選べるシステムで、ステージ前では当選した人、外れた人の悲喜こもごもの風景が展開された。残念ながら外れた人は、次回を楽しみにしていただきたい。

第1回の成功に感謝して、思いはすでに第2回の開催へ!

最後は、KURS事務局長の岡元貞道氏が「ファミリーフェス2018に参加してくださった皆さん、そして西日本建設関連オーナー会の皆さん、近畿生コン関連協議会の仲間の皆さん、本日はありがとうございました。大成功のうちに終わりました。ギネスは657人で世界新記録を達成しました。皆さんのおかげです。人は財産と申します。

次年度もまたこのような催しができますよう皆さんのご支援ご協力をお願いしまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました」と、閉会の言葉を述べて第2回の開催に期待をつないだ。

KURS発行の月刊誌、「結(ゆい)」の紹介もしていただきました。

会場では、KURS(近畿生コン関連協議会)発行の広報誌「結(ゆい)」のコーナーも設置いただき、バックナンバーを紹介させていただいた。

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