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動画で観る独占連載「偽装労組」

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  1. 連帯ユニオン関西生コン支部ナンバー2 湯川裕司とは

2024.06.26

連帯ユニオン関西生コン支部ナンバー2 湯川裕司とは

連帯ユニオン関生支部では、武建一(前)委員長をトップとして、それを長年補佐してきた湯川裕司(前)副委員長。
現在では委員長に就任しているが、これまでに8回逮捕・起訴されている。
その湯川裕司(前)副委員長が行ってきた犯罪の一部を紹介する。

まずは湖東協組事件に関連する(株)フジタに対する脅迫未遂だ。
2017年4月、フジタが連帯ユニオン関生支部とは関連のない圧送業者からポンプ車の供給を受け入れはじめた。
当時関生支部副委員長で、京都・滋賀の連帯ユニオンの指導責任者だった湯川裕司は、圧送会社社長に次のような電話をして、工事現場へのポンプ車供給の中止を要求した。「本件の工事現場はアウト(業者)を使っているが、我々は生コンの値崩れが起きないように(関生支部の)組合の生コンを使ってもらうようにしている。ポンプ車の供給が止まればフジタ大阪支店もその要求を受け入れてくれる」
などと圧力をかけた。
また、他の組合員らにより、コンプライアンス違反が繰り返されていると記載したビラを施工現場で配るなどの嫌がらせ行為にも及んだ。このビラの内容をチェックしたのも湯川裕司(前)副委員長である。
このときは圧送業者が応じなかったため、供給を止めることはできなかったが、明らかな脅迫行為である。

これら滋賀県内を舞台にした一連の威力業務妨害事件、恐喝事件の判決公判が2023年3月2日、大津地裁で開かれ、湯川裕司被告に懲役4年の実刑判決が下った。

次に、日本建設威力業務妨害事件によるものを紹介する。
この事件は、2017年2月から3月にかけて、連帯ユニオン関生支部が、日本建設とネッツトヨタびわこに対して行った威力業務妨害事件で、湯川裕司(前)副委員長ら8名が逮捕・起訴された事件である。
連帯ユニオン関生支部が関係する連合会に加盟していない会社を彼らは「アウト業者」と呼ぶが、連合会に加盟していない藤森工業に対して、湯川裕司(前)副委員長が関生支部京津ブロック長の木下被告にアウト(排除)対策を指示するのである。
このように、これらの犯罪行為を指揮していたのは、関生支部トップの武建一(前)委員長と、ナンバー2の湯川裕司(前)副委員長である。

続いて、セメント出荷妨害事件によるものを紹介する。
連帯ユニオン関西生コン支部は、2017年12月12日から12月15 日までの4日間、関生支部と関係を持たない生コン工場やセメントメーカーに対し、ゼネラルストライキと称して、生コンやセメントの出荷妨害を行った。

被害にあったのは、(株)中央大阪生コンの工場、宇部三菱セメント(株)大阪港サービスステーションなど、セメントメーカー計6社のサービスステーション40数カ所に及ぶ。
このような行為は、労働組合に認められたストライキとはほど遠い、れっきとした威力業務妨害である。
この事件では、連帯ユニオン関西生コン支部の関係者16人が逮捕され、うち7人が起訴されている。
この事件の告発・告訴状によると、犯行はまず武建一(前)委員長から、湯川裕司(前)副委員長に(2017年)12月12日より無期限スト実行の指示が出されたとしている。
そのとき、武建一(前)委員長は「逮捕者を出してもやれ」と告げている。
この中で、関生支部幹部は組合員らに対して、「組織の命運を分ける闘い」「3日間止めきれたらうちの勝ち」などと公言している。
セメントの供給が止まれば、どの生コン工場も生コンを製造することができなくなることを狙ったものであり、目的のためには手段を選ばない、なんとも卑劣な組合である。

これらセメント出荷妨害事件について、2021年7月13日、大阪地裁は武建一被告に対し、懲役3年執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。

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